【帯状疱疹予防接種(任意)】
帯状疱疹予防接種は、令和7年度から65歳で定期接種となりました。
→→帯状疱疹定期接種に関してはコチラから
しかし帯状疱疹の発症リスクは50代から高まることが知られています。
50歳以上の方、18歳以上で帯状疱疹の罹患リスクの高い方も、定期接種を待たずに帯状疱疹予防接種を受けることが可能です。
任意接種に対して残念ながら相模原市では助成を行ってないため自費となります。
帯状疱疹予防接種は、帯状疱疹の発症や、重症化の予防、合併症の予防をすることができます。
ワクチンは2種類あり、接種方法・効果・その持続期間・副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
【ワクチンの種類について】
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生ワクチン (ビゲン) |
組み換えワクチン (シングリックス) |
接種回数(接種方法) |
1回(皮下に接種) |
2回(筋肉内に接種) |
接種スケジュール |
― |
2カ月以上の間隔を置いて2回接種 ※病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1ヶ月まで短縮できます |
接種できない方 |
病気や治療によって、免疫が低下している方は接種できません。 |
免疫の状態にかかわらず接種可能です。 |
接種に注意が必要な方 |
輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3カ月以上、大量ガンバグロブリン療法を受けた方は治療後6ヶ月以上置いて接種してください。 |
筋肉内に接種をするため、」血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。 |
ワクチンの効果 接種後1年時点 接種後5年時点 接種後10年時点 |
6割程度の予防効果 4割程度の予防効果 ― |
9割以上の予防効果 9割以上の予防効果 7割以上の予防効果 |
主な副反応の発現割合 70%以上 30%以上 10%以上 1%以上 |
― 発赤* 発疹、倦怠感 |
疼痛* 発赤、筋肉痛、疲労 頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状 そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛 |
*:ワクチンを接種した部位の症状
参照:厚生労働省のHP
【接種費用】
生ワクチン (ビゲン) |
組み換えワクチン (シングリックス) |
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1回 | 8800円(税込み) | 22000円(税込み) |
※ワクチンの取り寄せにお時間を要しますので、ご希望の方はかならず事前にお電話にて一度ご相談ください。
※生ワクチンをご希望の場合、他の生ワクチン接種から27日以上間隔をあけなくてはなりません。予約時に他の予防接種歴・ご予定などを確認させていただく場合がございます。
【接種を受けられない方】
以下の方は、接種を受けることができません。
●この予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを呈したことがある方
●その他、予防接種を行うことが不適当な状態にあると医師が判断する方
また、以下のような場合は接種を受けることができませんので、治ってから受けるようにしてください。
●発熱している。
●重篤な急性疾患にかかっている。
生ワクチンの接種を希望される場合、上記に加えて、病気や治療によって、免疫の低下している方は接種できません。
【接種に注意が必要な方】
以下の方は、接種にあたって注意が必要なので、あらかじめ医師に相談してください。
●心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
●これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
●けいれんを起こしたことがある方
●免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
●帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、組換えワクチン)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
●生ワクチンの接種を希望される場合、輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。
●組換えワクチンの接種を希望される場合、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。
【おことわり】
下記の場合、当院での接種をお受けできなくなる場合がございます。予めご了承ください。
●当院にご連絡なくキャンセルをする (無断キャンセル)
●当日予約時間の直前にキャンセルをする
●予約キャンセルを頻繁に行う